コミュニケーション
試合で意識することの最後の項目として、コミュニケーションを挙げました。
これはもちろんパートナーとのコミュニケーションの事です。
シングルスにはなく、ダブルスにあるもの。それはパートナーの存在です。
当たり前ですが、パートナーは試合を一緒に戦ってくれる仲間です。
メンタル強化やショットの安定については、個人で意識することなのですが
パートナーとのコミュニケーションについては、個人だけでは当然できません。
パートナーがいてこそ出来るものです。当たり前ですよね。
コミュニケーションくらい、いつもやってるという方もいるかもしれません。
しかしここで考えてみましょう。
それはあなたがそう思っているだけで、相手がどう思っているか考えてみたことは
ありますか?
特に長い間同じパートナーで試合している方は
"長い間一緒にやっているのだから、こちらが何も言わなくてもわかってくれるはず"
というように思っていたりしていませんか?
長い間一緒にペアを組んでいるとはいえ、もともとは他人なのです。
実はこの前提が非常に大事なのです?
もし、"長い間一緒にやっているのだから、こちらが何も言わなくてもわかってくれるはず"
という考えを少なからずもっているというのであれば、一度その考えをクリアにして
いつもなら何も言わないところについても、パートナーに声掛けしてみることを
おすすめします。
きっと今までの認識が変わり、"あれ、もしかしたらわかってるようでパートナーの事を
よくわかっていなかったのかも??"ってことがあるかもしれません。
相手のことを考えた上での声掛けは効果ありますよ。
戦術の相談、確認、パートナーののミスで失点したりしたときの
フォローなどなど、声をかけるタイミングはいくらでもあります。
また、まめに声をかけることによって相手へのプレッシャーにもなります。
対戦相手は、"今度はどんな相談をしているのだろう?"と悩んでしまったりすれば
こちらの勝ちです。
ペアとのコミュニケーション、常に意識していきましょう!